barus's diary

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VC++エディタで別フォルダのソースコードをインクルードする方法 for VS2017

VC++コンパイル時に

クラスをフォルダに入れておけば

ソースコードが見やすくなります。

その方法を紹介します。

 

 

例えばNNcoreフォルダに

作成したクラス群を置いて

 

 

f:id:hatakeka:20170712151833p:plain

 

プロジェクトでコンソールアプリケーションを作成したとします。

f:id:hatakeka:20170712152239p:plain

次に 、NNcoreフォルダの追加したいC++のファイルをCntrlキーを押しながら

マウスで選択し、そのままVC++エディタのソースファイルに

ドラッグ&ドロップします。

 

f:id:hatakeka:20170712152458p:plain

同様に、追加させたいC++のヘッダ部分をCntrlキー押しながら選択し

ドラッグ&ドロップします。

すると以下のような感じでC++とヘッダ部分が追加されました。

f:id:hatakeka:20170712152732p:plain

 

samp.cppからNNcoreフォルダのソースコードを使いたい場合

ここでは、

#include "NNmodel.h"

をインクルードすることで、

NNcoreフォルダにあるクラスを使いたいのですが

 

#include "stdafx.h"
#include "NNmodel.h"


int main()
{

 return 0;
}

 

 f:id:hatakeka:20170712154152p:plain

 

このままでは、エラーとなります。

なぜなら、samp.cppファイルがある

ディレクトリにNNmodel.hが存在しないからです。

 

この場合メニュウの

プロジェクト>プロパティ>VC++ディレクトリ 

f:id:hatakeka:20170712154603p:plain

 

のインクルードディレクトリに、

NNcoreフォルダを追記します。

この時、絶対パスよりも相対パスで記述する方がよいかと思います。 

f:id:hatakeka:20170712155458p:plain

これでビルドしてもエラーが出なくなります。

 

次に、このままでもいいのですが、

ソリューションエクスプローラーの

NNcoreフォルダに関連したソースファイルを一つにまとめます。

 

これは、見た目の問題です。

 

ソリューションエクスプローラーのソースファイル

上で右クリックして、追加>新しいフィルターで

f:id:hatakeka:20170712155848p:plain

NNcoreとでも名前付け、関連するファイルをドラッグ&ドロップ

させて移動させます。

f:id:hatakeka:20170712155708p:plain

 

同様に、ヘッダ部分にもNNcoreのフィルターを付けて

NNcoreフォルダに関連したファイルを移動させますと

以下のような感じとなり、スッキリとします。

f:id:hatakeka:20170712160338p:plain

 

 

以上です。