関東に上陸した後の台風の予報円あてにならない。
予報円が大げさすぎやないか?と個人的に感じる。
予報円は、太平洋上を北上してくる台風が
日本のどこに上陸してくるか進路を知る場合には
ありがたい情報なのですが。
関東に上陸した後の台風の
予報円程大げさで、あてにならない。と感じる。
(平成29年)2017年10月に発生した台風21号は
1959年の伊勢湾台風と進路が似ているといわれ
超大型台風と「超」がつけられて報道された。
この台風21号(LAN)なのですが
10月22日(日曜日)は衆議院選挙と重なり
選挙特番と台風報道が交互に行われたので
記憶している方もおおいだろう。
この超大型で強い台風21号は
23日午前3時10分ごろ、
その2時間~3時間後の
①予報円
②気象画像
②関東の様子
のスクリーンショット画像が以下である。
①(平成29年)2017年10月23日8時の予報円
②(平成29年)2017年10月23日6時30の気象画像
③(平成29年)2017年10月23日7時の関東の様子(渋谷ライブカメラ)
以上の①~③の画像を見て
何か感じるところはないだろうか?
①の予報円だけみると8時頃の関東は暴風域で
いまだに大雨が降ってそうなイメージがある。
予報円の画像を注意深くみると、下の方に
予報円の赤い円は25m/s以上の暴風域と書いてあり
黄色い円は15m/s以上の暴風域と説明している。
予報円は確率なので、必ずしもそうではないのですが
パッと見は、赤い円の中は暴風域だろうなと思う。
ところが、②の6時半頃の気象画像を見ると関東には雲の隙間があり
ところどころで晴れが広がっているのが想像出来る。
実際、③の7時頃の渋谷のライブカメラの人々の様子では傘をさしておらず
雨が降っていないのが分かる。
なので、関東らへんに上陸後の台風の予報円は
大げさすぎやないか?と個人的に感じる。
これは、今回の台風に限ったことでなく
「関東に上陸した後の台風はたいしたことないな。」
と、毎年感じることだ。
その理由として、専門家ではない素人考えとして
・内陸では台風の勢力を削ぐこと
・季節風が吹いて速度をましていること
が考えられる。
にも関わらず、台風のすごい状況をお伝え出来ず
ポツポツ雨の中、もはや単なる雨の様子を実況する
リポーターはこの時期の間抜けな風物詩となっている。
この予報円の範囲は
太平洋上にある場合と、日本に上陸した場合とで
検討されるべきではないかと思う。
しかしながら、
日本に上陸といっても沖縄に上陸した場合と、
関東に上陸した場合では勝手が違う。
そういったことも含めて 、もっと現実に即した
直観的に分かりやすい表示をして欲しいなと思った。
以上。